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地震等大規模災害発生時に活用する応急給水拠点設備が竣工しました

日付	2010年06月10日
内容	地震等大規模災害発生時に飲料水を近隣住民の方々へ供給することができる応急給水拠点（以下、「旭化成LIFESPOT※」）が竣工しました。これは、旭化成株式会社（本社：東京都千代田区、社長：藤原 健嗣）の延岡支社（宮崎県延岡市、延岡支社長：亀井 啓次）と延岡市との間において締結された「災害時における飲料水等の供給に関する協定」基づき、地震等大規模災害発生時に、延岡市からの要請により、近隣住民の方々に飲料水等を応急供給するためのものです。 ※旭化成LIFESPOT ： 地下水を常用利用し、当社の水処理用精密ろ過膜「マイクローザ」を活用して地震など災害時に安心・安全な飲料水を供給する設備。 　旭化成ファインケムでは、今回設置された３拠点の内の一つ愛宕地区のLIFESPOT(場所：宮崎県延岡市旭町6丁目2633番地[市道中島南駅線 医薬工場東側市道沿い]／給水量：応急給水量　460m3/日)を運転・管理しています。 　旭化成LIFESPOTは、旭化成ケミカルズ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：坂本 正樹）が設計、施工、運転、管理まで行う飲料水供給システムです。地下水や河川水を、当社の「マイクローザ」等で飲料水用に高度浄化します。地震でも壊れにくい設計を施した設備で、水道法に定められている色度、濁度、残留塩素を自動分析し、24時間データを遠隔監視することで安心・安全な飲料水を常時供給可能にします。 　旭化成LIFESPOTは、日常的には飲料水やプロセス水の供給設備として旭化成グループの事業場内へ配水していますが、災害発生時には、ライフラインとしての飲料水を確保することで、地域住民の方々への飲料水供給拠点として役立てることができます。 　旭化成グループでは、大規模災害発生時に工場の近隣住民の方々への応急給水に取り組むため、滋賀県守山市と三重県鈴鹿市との間でも同様の協定を締結しております。今後もこの取り組みを積極的に展開し、地域社会に貢献してまいります。 　旭化成のプレスリリース 　　　　http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2010/ze100610.html
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