HPAPI受託
長年にわたって培った高い封じ込め技術と洗浄バリデーション技術を有し、非常に薬理活性の高い物質でも取扱い可能です。
各開発段階に合わせたプロセス開発や原薬製造をラボスケールから商用生産スケールまで対応致します。
受託サービス内容
受託製造の流れ(一例)
製造設備概要
旭化成ファインケムは30年以上にわたって抗癌剤原薬を製造しており、抗癌剤と非抗癌剤との設備共用に置いても近年のFDA、EU当局の査察に合格しております。
私たちの得意とするAPIの交叉汚染、曝露リスク管理技術を活かして、APIの製造受託を積極的に推進しています。
設備 | 容量(L) | OEL(μg/m2) | 備考 |
---|---|---|---|
プロセス検討ラボ(非高活性) | ~20 | ~10 | 非高活性工程プロセス検討・試作用 |
プロセス検討ラボ(高活性) | < 0.1 | 高活性工程プロセス検討・試作用 | |
GMPラボ | ~20 | - | |
HPAPI製造施設 | 100~2,000 | 2017年8月稼働 | |
HPAPI試験専用ラボ | - | - | |
スパイラルジェットミル | - | 処理能力 0.05~1.5kg/h |
得意技術
封じ込めは設備による管理がすべてではありません。私たちはEUガイドラインの要求内容に従い医薬品の曝露・交叉汚染リスクに対して、最新の知識と長年の経験に基づく技術を活かし、設定された毒性学的閾値を元に適切にリスクコントロールします。
品質保証
旭化成ファインケムでは、医薬品毎に設定されたPDEに基づく洗浄バリデーションを実施し、毒性学的根拠に基づく交叉汚染リスク管理により、同一設備における他品目製造を実現しています。
GMP査察および顧客監査実績
抗癌剤をはじめとする生産設備において、EU/FDA/TGA当局等の査察を受け、GMP認証を取得しております。
また多くのお客様の監査にも確実にお応えしております。
査察年 | 査察件数 | 査察国 |
---|---|---|
2009 | 10 | |
2010 | 15 | |
2011 | 7 | |
2012 | 19 | |
2013 | 11 |
査察年 | 査察件数 | 査察国 |
---|---|---|
2014 | 14 | |
2015 | 16 | |
2016 | 16 | |
2017 | 21 | |
2018 | 13 |
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